イールドカーブとはいーるどかーぶ(利回り曲線) / 金利・信用
定義
イールドカーブとは、同じ発行体(たとえば米国債)の金利を、期間の短い順に横に並べて 線で結んだグラフのこと。ふつうは長く貸すほど金利が高いので、右上がりの形になる。 景気が強いときはこの傾きが急になり(スティープ化)、先行き不安が強まると傾きが なだらかになったり(フラット化)、右下がりに逆転したりする。曲線の「形」そのものが、 市場の気分を映す地図になる。
なぜ株の流れで重要か
イールドカーブは、1つの金利だけでは見えない「景気の温度感」を教えてくれる。 たとえば長期金利が上がってカーブが急になるのは、景気回復への期待を映すことが多く、 株にとって追い風になりやすい。逆にカーブが平らになったり右下がりになったりすると、 先行きへの慎重さが強まっているサインで、株の上値も重くなりやすい。 金利上昇でも「良い上昇」か「悪い上昇」かを見分ける土台として、カーブの形は役に立つ。
サイトでの見方
米金利ページで、短期から長期までの金利をまとめて 確認できる。見るポイントは「カーブが急になっているか、平らに近づいているか」の向き。 傾きが変わる局面では、銀行株の動きも合わせて見ると、 金利の変化が株の流れにどう波及しているかをつかみやすい。