逆イールドとはぎゃくいーるど(長短金利の逆転) / 金利・信用
定義
逆イールドとは、2年など短い期間の金利が、10年など長い期間の金利より高くなる、 ふだんとは逆の状態のこと。お金を長く貸すほうが不安が大きいので、通常は長期金利のほうが高い。 それがひっくり返るのは、投資家が「これから景気が悪くなり、いずれ金利は下げられる」と 予想しているからだ。差がマイナスになるほど、その警戒が強いことを表す。
なぜ株の流れで重要か
逆イールドは、過去の景気後退の多くで、その手前に現れたことで知られる先行サインだ。 ただし逆転してから実際に景気が弱まるまでには数か月〜1年以上かかることもあり、 「明日下がる」という合図ではない。銀行にとっても重要で、銀行は 短い金利で預金を集め、長い金利で貸してその差でもうけるため、長短が逆転すると もうけ(利ざや)が縮みやすい。だから逆イールドが続くと銀行株が重くなりやすい。
サイトでの見方
米金利ページで、短期金利と長期金利の動きを並べて確認できる。 見るポイントは「長短の差が縮んで、ゼロを割り込んでいないか」の1点。 逆転が深まる局面では、銀行株や 信用スプレッドの変化も合わせて見ておくと、 景気の変わり目を早めにつかみやすい。