良い金利上昇・悪い金利上昇とはよいきんりじょうしょう・わるいきんりじょうしょう / 金利・信用
定義
金利の上昇は、同じ「上がる」でも中身が二種類ある。ひとつは景気が良くなって 企業や個人がお金を借りて使い始めることで起きる「良い金利上昇」。 もうひとつは、物価が上がりすぎる不安(インフレ)や、国の借金への心配(財政不安)で 起きる「悪い金利上昇」だ。金利という数字が上がっているのは同じでも、 その背景がどちらかで、株にとっての意味は正反対になる。
なぜ株の流れで重要か
良い金利上昇のときは、株と金利がいっしょに上がりやすい。景気回復の期待が 企業の利益予想を押し上げるので、金利が上がっても株は買われる。一方、 悪い金利上昇のときは、金利が上がるのに株は下がりやすい。物価や財政への不安は 将来の利益を割り引く力(割引率)を強め、株の重しになるからだ。だから「金利が上がった= 株に悪い」と単純に決めつけず、株価が金利と一緒に上がっているか、逆に下げているかを 見て、どちらのタイプかを見分けることが大切になる。
サイトでの見方
米金利ページで、金利と株価指数の動きを並べて 確認できる。見るポイントは「金利上昇のとき、株も一緒に上がっているか、逆に下げているか」の 1点。株が一緒に上がっていれば良いタイプ、株だけ下げていれば悪いタイプの可能性が高い。 相場全体の局面はリスクON/OFFページでも合わせて確認できる。