レジーム(相関の反転)とはれじーむ / 相場の読み方
定義
レジームとは、相場の「局面」や「地合い」のこと。とくに、資産どうしの関係 (相関)がどの向きに働いているかを指して使われることが多い。たとえば 「金利が上がると株が下がる」という関係は、いつも成り立つ固定のルールではなく、 局面によって逆になったり、消えたりする。この関係が切り替わることを 「レジームが変わった」「相関が反転した」と表現する。ふだんは逆に動く株と債券が 一緒に下がる、といった変化もレジーム転換の一例だ。
なぜ株の流れで重要か
「金利上昇=株安」のような覚え方は便利だが、それを絶対のルールだと思い込むと読み違える。 実際、1988年から2025年までに米金利が大きく上がった局面のうち、多くの回で株はむしろ上がっていた、 という見方もある。景気が強くて金利が上がる「良い金利上昇」なら株高と共存でき、 インフレや不安で上がる「悪い金利上昇」なら株安になりやすい——このように、 同じ「金利上昇」でも背景しだいで株への意味が正反対になる。だからいまがどのレジームなのかを 意識することが、思い込みによる失敗を減らす助けになる。
サイトでの見方
乖離ウォッチページで、株・金利・金などの動きを 並べて眺めると、「いつもの関係が崩れていないか」を確かめられる。見るポイントは 「金利と株、株と債券などの向きが、教科書どおりか逆になっていないか」。 金利そのものの局面は米金利、 金の動きはGOLDページでもあわせて確認できる。