ダイバージェンス(乖離)とはだいばーじぇんす / 相場の読み方
定義
ダイバージェンス(乖離)とは、ふだんは同じ方向に動くはずの2つの資産が、 バラバラの動きを見せることをいう。たとえば景気に敏感な銅と株価はよく連動するが、 「株は上がっているのに銅は下がっている」といった食い違いが起きることがある。 社債ETF(HYG)と株、半導体株と株全体などでも同じ現象が起きる。 どちらも正しいことはあり得ないので、「片方がいずれ間違いに気づいて動く」という 考え方で見るのがダイバージェンスの基本だ。
なぜ株の流れで重要か
株価は期待や勢いだけでも上がり続けられるが、銅や社債のような「実需」に近い市場は、 景気やお金の流れの変化を先に映すことがある。だから、株が高値を更新しているのに 銅や社債がついてこない、という乖離は「株の上昇が中身の伴わないものになっているのでは」という 疑いのサインになりやすい。もちろん乖離がすぐ埋まるとは限らず、長く続くこともある。 大事なのは当てることではなく、「いつもと違うことが起きている」と早めに気づき、 用心を一段上げるきっかけにすることだ。
サイトでの見方
乖離ウォッチページで、銅・社債・半導体などの 「先行しやすい資産」と株価指数を並べ、両者の動きがそろっているかを確認できる。 見るポイントは「株が上を向いているのに、先行資産だけ下を向いていないか」の1点。 値動きの比率で歪みを見たいときは レシオ分析もあわせて使うとわかりやすい。