セクターローテーションとはせくたーろーてーしょん / 相場の読み方
定義
セクターローテーションとは、景気の移り変わりに合わせて、買われやすい業種(セクター)が 順番に入れ替わっていく動きのこと。株式市場にはたくさんの業種があり、どの局面でも全部が 同じように上がるわけではない。景気が回復に向かう時期は、金融や素材、機械などの 「景気に敏感な業種」が選ばれやすく、景気が後退しそうな時期は、食品や日用品などの 生活必需品(ディフェンシブ)にお金が移りやすい、といった傾向がある。市場が今どの季節に いると見ているかが、業種の顔ぶれに表れる。
なぜ株の流れで重要か
株価指数全体が横ばいでも、中身では業種の主役が静かに交代していることがある。この主役の 移り変わりを見ると、市場が景気の先行きを強気に見ているのか、守りに入りたいのかを推し量れる。 たとえば生活必需品ばかりが買われ始めたら、市場が慎重になりつつあるサインかもしれない。 リスクを取りにいく「リスクオン」か、安全を優先する「リスクオフ」かの空気とも重なる。 ただし業種の動きは金利や個別の材料でもぶれるため、一つの動きだけで決めつけないことが大切だ。
サイトでの見方
セクターページで、主な業種の値動きを並べて確認できる。 見るポイントは「景気に敏感な業種と、守りの業種のどちらが元気か」。主役がどちらに移って いるかを眺めると、市場が今どんな気分でいるのかをつかむ手がかりになる。