実質金利とはじっしつきんり / 金利・信用
定義
実質金利とは、名目金利(表面の金利)から期待インフレ率(これからの物価上昇の予想)を 引いたもののこと。式にすると「実質金利 = 名目金利 − 期待インフレ率」。 たとえば金利が3%でも物価が2%上がると予想されるなら、実際に増える価値は約1%分。 これが実質金利だ。物価の伸びを差し引いた「本当の手取りに近い金利」と考えると分かりやすい。
なぜ株の流れで重要か
実質金利は、金(ゴールド)の値動きに最も効く指標として知られる。金は利息を生まないので、 実質金利が上がると「利息のつく資産のほうが得」となり、金には逆風になりやすい。逆に 実質金利が下がる(またはマイナスになる)と、金の魅力が相対的に高まりやすい。 金利が上がっても、それが物価上昇の予想と釣り合っているなら実質金利はあまり動かないため、 名目の金利だけでなく実質で見ることが、資産の流れを読むうえで欠かせない。
サイトでの見方
GOLDページで、金の値動きと金利・ドルの関係を合わせて 確認できる。見るポイントは「名目金利の上げ下げが、物価予想と釣り合っているか」。 実質金利の背景を追うには、米金利と インフレページも合わせて見ると、金への追い風・ 逆風の向きをつかみやすい。